ロビー
晴海「あら 懐かしいね。 おじぃのホテルもあるさ。」
純「うん。 剛 いいじゃん。」
剛「うーん ただ… なんか まだ 足りないと思うんだよね。」
正「なんだろうな…。」
純「足りない? 」
純「ん? なあに? あ? 勇気 これ? おばちゃんのネックレスを 貸してあげよう。 特別に。」
マリヤ「やったね。」
純「はい どうぞ。」
落とす純
純「あ!」
愛「はい。」
純「ありがとう。」
剛「ストップ! ストップ! ちょい そのまま これだ そうだ そうだ! 人が足りなかったんだよ この絵に 愛が足りなかったんだって。 いや 愛の瞬間が足りなかったんだって ちょっと そのまま ストップね。 そのまま。」
愛「このまま?」
純「え?」
愛「え?」
純「え どういうこと? ずっと?」
剛「完成!」
純「ああ! かわいい!」
剛「いいでしょう」
正「ああ たしかに 2人ともプロポーズしてるみたいだな。」
マリヤ「本当だ ねえ。」
正「ねえ。」
回想
愛「僕の心と体は 永遠にあなたのものです。」
回想終了
剛「この絵はここに人が2人立って 初めて完成する絵だったんだよ。」
看板メニューの試食
剛「あ すごい! いただきます。」
一同「すごーい。」
愛「どうぞどうぞ。」
おじぃ お父ちゃん 明日のプレオープンに向けて準備が整いました。
あとは… 愛君と誠ちゃんのご両親が来てくれれば…