連続テレビ小説「純と愛」76話「きせきのくりすます」ネタバレ

レストラン

純「(せき込む)」

水野「大丈夫? すごい勢いで飲んでたけど?」

純「全然大丈夫 私 こう見えて 全然なんの取り柄もないんですけど お酒だけは強いんです。」

「メリークリスマス 乾杯。」

「乾杯!」

「乾杯 いえーい!」

純「いいなぁ 私なんか 友達もいないし 家族にも 見放されたし もう死にたいけど そんな勇気もないし。」

水野「そんなこと言わずに 今まで通り頑張ってほしいけどな 俺は。」

純「無理です むりむりむり そんなの無理です。 どうせ私がやってること みんな間違ってるんですよ。」

水野「トルストイは言ってるよ この世に正しい人間なんていない 正しくなろうとし続ける人間がいるだけだって。 それにさ おじぃの魔法の国が消えたうえに 今までの君が消えちゃったらさ 本当に悔しいだろうし 悲しむんじゃないかな 死んだおじぃが?」

純「いいな 水野さんは 私の心の声とか聞かなくても 私の気持ち 全部分かってくれるし 私 水野さんと付き合えば よかったかも?」

水野「そんなこと言うと 誘惑しちゃうよ?」

ホテル

(携帯の着信)

水野「はい はい。」

愛「え? あれ? あの すみません あの待田純さんの携帯電話じゃ?」

水野「愛 俺俺 水野。」

愛「水野君? え? なんで 水野君が?」

水野「え? さっきまで ずっと純と一緒に飲んでたから。」

愛「ウチの妻に代わってください!」

水野「え? もう帰ってんじゃないの?」

愛「とぼけないでください! 今どこにいるんですか?」

水野「(せきばらい)いや 実はさ 帰りたくないって言うもんだから じゃあ 泊まっていく? みたいな話しになって で今 ホテルで シャワー浴びてます あなたの妻。」

愛「どういう意味ですか それ?」

水野「どういう意味ですか?って 子供じゃないんだからわかるだろ?」

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