善行の職場
善行「はい ご苦労さん。」
上司「ちょっと ちょっと ちょっと。」
善行「はい。」
上司「ダメですよ 狩野さん 受付は 会社の顔なんやから? もっと愛想よくしたってください。」
善行「あ はい どうも えらい すみません すみません。」
狩野家
(電話のコール)
晴海「もしもし 純 どうしたの?」
純「さっき お兄ちゃんから電話がかかってきて あの… 子供が夜泣きして大変なんだって 話してたけど あれ? あの… 子供の名前なんだっけ? マリヤさんとお兄ちゃんの… えーと…。」
晴海「何言ってるの 勇気でしょ?」
純「そうだよね! 勇気だよね 勇気。 あ そうだ あとさ お父ちゃん仕事うまくいってる?」
晴海「と思うけど? 純こそ 新しい仕事決まったの?」
純「まあ… あてはあるんだよけどね…。」
里や
純「すみません。」
サト「また なんなのよ 子役泣かせりゃ いいと思ってんだから ったく。」
純「こんにちは!」
サト「ああ いらっしゃい。 どうだった 仕事決まった?」
純「あの… それなんですけど…」
サト「あ! いらっしゃい! ちょっと ごめんね。 はいはい どうぞどうぞ。 はい どうぞどうぞ。 何にします? おススメは 天ぷらと沖縄そばだけど それでいい?」
客「はい。」
サト「それにしな はい。 天ぷら2つ 沖縄そば2つ。」
忍「あ はい!」
純「板さん いたんだ…。」
サト「この前は正月休みだったからね。 で、なに 話しって?」
純「はい あの やっぱり 私…」
蘭「おかみさん 302号室のお客さんが倒れていますけど。」
サト「あらあら 大変 大変。」
客「すんません ビールお願いします。」
純「従業員なのかな?」
蘭「大正区の里やですけど救急車をお願いします。 お客さんが息していません。」
純「息してない!?」
蘭「羽純ちゃん悪いけど 手伝って。」
羽純「御意!」