食堂
忍「いわしの煮つけ」
純「はい はい はい。 私持って行きますね。 お待たせしました。 すみませんね いわしの煮つけ定食です。 あの 私 出来ることあったら なんでも言ってくださいね。」
純「将棋 どっち勝ってます?」
「おいしゅうないわ おいしゅうないわ。」
おじぃ ここには笑顔がありません。 それに 従業員も変わった人ばっかりで…
純「これ?」
純「あの… セニョールさんは ちょっとだけ 顔が怖いから もうちょっと 笑顔でやったら きっと 良くなると思います。」
忍「すみません。」
純「す すみません。」
純「いらっしゃいませ。」
純「ちょっと チュルチュルちゃん。 一応従業員なんだからさ お客さん来たし ジュース飲んでたり 漫画読んでたりしてたらダメなんじゃないの?」
無視ですか…
純「ああ どうぞ! あの… セクシーさんは 凄く綺麗なんだし もっと明るい恰好して 顔もお客さんに見えるようにしたら どうですか?」
蘭「士郎。 おいで。」
あなたも無視ですか…
純宅
純「ああ もう… どうすりゃ いいのよ みんなやる気ないし 女将さんは何言ってもドラマばっか見てるし。」
愛「まあ 初日なんだし 思う通りにはいかないですよ。」
純「今日ね 帳簿見たの そしたら 宿泊費とか払ってないお客さんとか結構いてさ。」
愛「へえ。」
純「料金も安すぎるんだよね 最初から。 こうなったら改革案だそうかと思って。」
愛「焦らない方がいいんじゃないですか? 郷にいては郷に従えって言いますし。」
純「きっと 良くなるから。」
里や
客室
天野「うわー!」
純「お客さん! どうかしました?」
天野「うわー!」
純「あの お客さん 大丈夫ですか? もしもーし?」
天野「うわー!」
純「あけますよ? あけますからね! 失礼します。 うわ!」
純「あの お客さん! ちょっと!」
天野「やかましい あっち行け!」