食堂
士郎「うわーん。」
サト「はいはい。 もう泣かないの 痛いの痛いの飛んでけー。」
純「本当にすみませんでした。」
蘭「いい加減にして! ここを笑顔でいっぱにしたいとか 偉そうなこと言ってたけど あんたが来てから 誰か笑った? みんながイヤな思いしてるだけじゃない。 今度この子になにかあったら 殺すから。」
純「すみませんでした。」
純「あの… セニョールさん。」
忍「二度と 勝手に持ち出さないでくれますか?」
純「はい…。 すみませんでした。」
羽純「茶番。」
夜
純「女将さん ちょっといいですか?」
サト「え? なに?」
サト「ああ さっきのことなら気にしなくていいわよ。 包丁持ち出したのは 確かにマズかったけど 別にあの子にケガはなかったんだし。」
純「それだけじゃないんです。 ここには私のやることがないっていうか 私みたいな人間が必要ないような気がして。」
サト「そんなことないわよ。」
純「女将さんは なんで 私のこと雇ってくれたんですか?」
サト「決まってるじゃないの 面白そうだからよ。」
純「はい?」
サト「あんたが来たら なにかドラマチックなことが起きるかなっと思ったの こんな つまらないホテルにも。」
純「すみません。 私には無理です。」
サト「そう? 私の見込み違いだったか…。」
おじぃ ここに来た意味あったかな 私?
愛「本当にいいんですか それで?」