純「なんで そんなに 今日はムキになってるわけ 愛君?」
愛「水野君に負けないように 名言集とか 色々読み漁ったのと それと。」
純「それと?」
愛「それと 純さんと出会ってなかったら 僕も天野さんと同じように生きる希望を持つことが出来なかったからです。」
愛「純さんと出会わなかったら 僕も 天野さんみたいに なってたかもしれないからです。」
サト「あの… 邪魔して悪いけど これは破っていいのかな?」
純「お願いします。」
サト「おっけー。」
客室
純「(ノック)天野さん ちょっと いいですか? 私 やっぱり諦めないことにしました ウソくさいとか 偽りとか言われても構いません。 私 やっぱり 間違ってると思います。 そこに閉じこもって 誰とも会わないなんて 私は 天野さんに そこから 出てきてもらって それから… 生きる希望を持ってほしいんです。」
天野「分かった。」
純「本当ですか?」
天野「ほんまや 教えてくれ。 生きる希望っちゅうやつを。」
純「え?」
天野「それが 湧いてきたら 出てきたるわ。」
純「分かりました。 教えてあげます。 生きる希望ってやつを。」
おじぃ こうなったら 受けて立ってやろうじゃない。