連続テレビ小説「純と愛」83話「あかずのま」ネタバレ

食堂

蘭「大丈夫ですか 女将さん。 警察とか呼ばなくて?」

サト「ああ。 うん ごめん 心配かけて。」

蘭「そんなんじゃないんです。 また この子になにかあったら 大変だから。」

サト「あの子住み込みで働いているからさ。」

純「あの… 私もこれで 失礼します。」

サト「ああ。」

純「お世話になりました。 行こう愛君。」

愛「天野さん どうするんですか?」

純「いや そんなこと言われても?」

愛「逃げないでください!」

純「だって… 偽りって言われちゃったんだよ 私?」

サト「ああ ごめん 邪魔だよね。」

純「私のやってることは ウソくさいって言われたんだよ 天野さんに。 それにね 私は もうここを辞めた人間なの。」

サト「これだったら 破っていいけど?」

愛「お願いします。」

純「やめてください。」

サト「え? え どっち?」

愛「女将さんは いいんですか このままで?」

サト「え? 私は 宿泊費も貰ってるから出ていけとは言えないし。」

純「ほら。 女将さんも こういうふうに言ってるし。」

愛「なんで簡単に諦めるんですか 助けたい人がいるのに。」

純「だって また私がなんかやったら 多分 後悔するし また…。」

愛「何もしない方が 絶対後悔します。」

純「だから 無理だよ 私に あの人を救うのは無理。」

愛「待田純の辞書に 無理って言葉は ありません。 どうして ダメだ助けられないじゃなくて よし 助けてあげようって思ってくれないんですか? いつだって 無理だって言わない人が歴史を変えてきたんです。 マザーテレサは こういっています。『愛の反対は憎しみではなく 無関心』だって。」

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