連続テレビ小説「純と愛」93話「えいえんのあい?」ネタバレ

待田家

誠「ママ 純さんが話あるって。」

純「すみません。 こんな時間に。」

多恵子「そう思うんなら 帰ってくれる?」

純「あの。 それがどうしても おかあさん… ではなく 待田先生にお願いしたいことがありまして 実は… 今私の同僚がトラブルに巻き込まれていて…」

多恵子「説明は結構。 愛から留守電メッセージに散々入れていたから。」

純「お願いします。 なんとか 助けてもらえませんか?」

多恵子「普段は逆らうくせに自分が困ったら助けてくれってわけ?」

純「すみません。 でも もしお義母さんになんか 困ったことがあったら いつでも どこでも 飛んでいきますから 私。」

多恵子「そんなことは 永遠にありえないから心配しないで。」

純「お願いします。 困った人を助けるのが 弁護士の仕事なんじゃないんですか?」

多恵子「弁護士は クライアントを勝たせるのが目的なの。 正義とか弱者とか そんなものはどうでもいいのよ。」

純「じゃあ 弁護料 ちゃんと払いますから。 お願いします。」

多恵子「ご覧の通り私は忙しくて そんな暇はない!」

純「もしかして 自信がないんですか? 解決する?」

多恵子「私を誰だと思ってるの? 簡単に追い出せるわよ そんなDV男。」

純「じゃあ お願いします。 お義母さんの言うこと なんでも聞きますから。」

多恵子「じゃあ 愛と別れて。」

純「すみません… それだけは 除外してもらえますか?」

誠「ママ 助けてあげたら? これだけ言ってるんやから。」

多恵子「はあ(ため息) 本当になんでもする?」

純「はい。」

多恵子「じゃあ 雨やませて。」

純「はい?」

多恵子「こんなに降ってるのに出かけたくないし。 雨がやんだら 助けてあげるわよ DV男に困っている あんたの同僚を。」

純「分かりました。」

誠「ちょっと 本気なん 純さん?」

純「明日の朝までに 必ず雨をやませてみせます。」

多恵子「楽しみにしているわ。」

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