連続テレビ小説「純と愛」99話「えがおのゆくえ」ネタバレ

里や

純「お願いします。 どうしたの お母ちゃん? 入ったら?」

晴海「ごめんね 純。」

純「え?」

晴海「この前 私 酷いこと言ったでしょ。」

純「ううん 大丈夫大丈夫 気にしなくていいから。」

晴海「純 私のこと イヤにならないでね。」

純「なに言ってるのよなるわけないでしょ あ ほら サーターアンダギーあんのよ 食べなよ ほら 入って入って。」

サト「いらっしゃい。」

志道「あら。 なによ 晴海。 はい 座って座って。」

晴海「ああ 先輩。」

志道「あんたさ 病気だって聞いてたけど 元気そうじゃない。 はいはい 座って座って。」

晴海「そうなんですよ 自分じゃあ 病気って感覚がなくて。」

志道「うん ねえねえ 私 昨日 初めてデートした時の夢見たんだけどさ 覚えてる?」

晴海「もちろん あの時先輩強引だったから。」

純「強引? 強引ってどういうことですか?」

志道「エイサーの夜 初めてデートしたんだけどさ。」

純「はい。」

志道「無理やり チューしちゃったの私。」

純「ええ! お母ちゃん イヤじゃなかったの?」

志道「ちょっと? どういう意味よ それ?」

晴海「全然 私も先輩に憧れてたから 男らしくてね カッコよかったよ。」

サト「なんか若い頃の師匠 想像できないから 全く理解不能なんだけど おかあさんの恋心が?」

蘭「きっと 男の趣味が悪かったんじゃないですか? 私みたいに?」

羽純「納得。」

志道「おだまり!」

サト「わあ びっくりした。」

志道「うるさいわね あんたたち。 なんなの ったく。 ねえ 晴海。」

晴海「うん?」

志道「一緒に踊らない ねえ?」

晴海「ええ いいですよ 恥ずかしいから。」

志道「そんなこと 言わないよ 昔を思い出してさ。」

純「そうだよ。 いいじゃん お母ちゃん 踊ってみなよ。」

晴海「ええ?」

志道「はいはい みんな 踊って。 ちょっとあんた あんたって本当色気ないわね ちょっと こうシメて。」

純「いや 難しいんですよ 私 お母ちゃん 上手。」

純宅

純「今日ね お母ちゃん これ 踊りながら 本当に楽しそうだったの。 こんな気持ちいいの久々だなあ とか言ってさ。」

愛「純さん 踊りには病気の進行を遅らせる効果があるそうです。 ダンスセラピーとかもあるし。 それに お友達と会うのも いいそうです。 脳を活性化するって。」

純「うん。 やっぱりさ お母ちゃん宮古に戻った方がいいんだよ。 でもお父ちゃん まだ逃げてるし。 せめてお母ちゃんをさ 今日その 踊ってた時みたいな笑顔にしたいわけよ。 家にいる時にもさ。」

愛「それなら いいアイディアが。」

狩野家

♬~(波の音)

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