連続テレビ小説「カーネーション」第25回「私を見て」【第5週】

勘助「なあ これ ええんちゃう? これ ええんちゃう?! なあ…。」

玉枝「ああ?」

勘助「これ ええやんな?」

玉枝「う~ん どれどれ?」

勘助「これ。」

玉枝「ああ ほんまや。 ええやん これ。」

勘助「なあ。」

糸子「ちょっと どれ どれ? 見して 見して。 あ ほんまや!」

八重子「はあ ええなあ!」

糸子「ええわ! ええわ これ!」

八重子「品がええし 誰にでも 似合いそうやわ。」

糸子「うんうん。」

八重子「いけるで 糸ちゃん これやったら。」

糸子「うん!」

八重子「なあ!」

玄関

泰蔵「うわっ。」

糸子「ふがっ!」

泰蔵「あ… お前 今 鼻 打ったやろ? おい ちょっと 見せてみ。」

糸子「大丈夫…。 ほな!」

泰蔵「おい 鼻血 出てんで。」

糸子「ああ… 鼻水や。」

小原家

座敷

(絵を描く音)

<うちは その夜のうちに 絵を10枚 描いて 朝一番に出直しました。 今度こそ信用してもらうんです!>

心斎橋百貨店

入口

(鐘の音)

「おはようございます。」

「いらっしゃいませ。」

「いらっしゃいませ。」

糸子「おはようございます! 昨日は どうも!」

「ど どうも…。 」

糸子「支配人さん 来てますか?」

「ああ 来てますけど…。」

糸子「会わせて下さい。 見てほしいもんが あるんです。」

「はあ… あ え けど…。 すんません 昨日 うち あのあとで 支配人に怒られてしもて…。」

糸子「え?」

「『お宅みたいな人を 簡単に上に案内するな』て 言われしもたんです。」

糸子「何で?」

「すんません…。」

糸子「分かりました。 ほな あっちが 下りてくんの 待ちますわ。」

「へ?」

糸子「あの人かて ず~っと あの部屋に いてる訳 ちゃいますやろ?」

「あ まあ そうですねえ。」

糸子「時々 下りてきて 店 見て回ったりしますやろ?」

「そら します。」

糸子「何時頃 下りてきますか?」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク