連続テレビ小説「カーネーション」第42回「移りゆく日」【第7週】

木岡「『鬼の目ぇにも涙』ちゅうんは このこっちゃで。」

木之元「あ~ そら よかったのう!」

木岡「アッハハハハ! おっ これか! でけたんけ?」

木之元「おう でけたで!」

木岡「そやけど どないして運ぶよ?」

木之元「リヤカーやな。 うん。」

木岡「そら 大ごとやのう。」

木之元「ま しゃあないわ! 善ちゃんのためや。」

木岡「そやの!」

(笑い声)

吉田屋

座敷

(笑い声)

康夫「今日も別嬪さんや! ほんまやで。」

(笑い声)

奈津「ちょっと あんた! この忙しいのに 何してんの? あんたら 竹の間で お客さん 待ってんやで!」

2人「すんません。 すんません。」

玄関

奈津「お待たせしました~。 いらっしゃい!」

泰蔵「こんばんは!」

奈津「えっ あっ… 何?」

泰蔵「えっ?」

奈津「うちに 何か 用?」

泰蔵「あ… いや 今晩 小原さんに ここへ呼ばれてるよって。」

奈津「ああ! そうか。 すんません! ど どうぞ! あがって下さい。」

泰蔵「おおきに。」

座敷

(ざわめき)

奈津「失礼します。 安岡さんが お着きです。」

善作「おう! 来た 来た。」

泰蔵「失礼します。 すんません。 遅なりました。」

善作「いやいや よう来てくれた。」

木之元「座り 座り! ついじゃって ついじゃって!」

善作「これで みんな そろたな。」

木之元「そろた そろた。」

善作「ほな 始めよか。」

木之元「おう!」

善作「おっ! よっしゃ!

「いよっ! ハハッ!」

「待ってました。」

善作「え~ 今日は みんなに ご足労かけて ほんま 申し訳ない。」

一同「いやいや。」

善作「集まってもろたんは 他でもない。 これまでの お世話になった 岸和田の商店街 五軒町の皆さんに お礼と 一つ 頼みたい事があっての事です。」

奥中「その前に 善ちゃん!」

善作「何や?」

奥中「さっきから 気になってんやけど それ 何よ?」

木之元「何 言ってんのや お前!」

善作「それを 今から しゃべんのやないかい!」

「奥中 ほんまに この 野暮天が! 黙って聞いとけ でこ!」

奥中「そんなん言わんかて ええやないか。」

善作「大事なところで ちゃちゃ入れんな ほんまに!」

木之元「いこ いこ! 善ちゃん。」

善作「え~… えへん うん! この~ 小原善作 岸和田商店街で 呉服店を開いて 22年。 皆さんの お力添えがあって…。」

仲居「若女将。 若女将。」

奈津「えっ?」

仲居「梅の間のお客さん お帰りです。」

奈津「はい。」

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