連続テレビ小説「カーネーション」第49回「いつも想う」【第9週】

オハラ洋装店

勝「どないした? どないした?!」

糸子「なあ 見て~。 ええやろ? スフなんか 一個も入ってへんで。 正真正銘の純綿やで!」

「ほんまに~?! これ しようかな。」

糸子「なあ ええやろ? よっしゃ。 そこ 立って。 よいしょ。」

勝「い… 糸子!」

昌子「先生!」

玄関

(車のクラクション)

運転手「おお ホホッ お嬢ちゃんは 優子様ですかいな?」

居間

善作「おお 来たか? 出迎え。」

千代「へえ! 今 前に 車 止めてもうてます。」

糸子「ほんま 大丈夫や。 ちょっと 立ちくらみしただけや。」

ハル 善作「大丈夫やない!」

善作「もう お前の言う事は 聞かん。 神戸へ行け。 無事に子供が産まれるまで 帰ってくんな。 ここにおったら なんぼ言うたかて お前 仕事するやろ!」

糸子「けど うちが いてへんかったら 店が…。」

勝「店は どないでもなるて。 僕かて 静ちゃんかて いてんねやさかい。」

善作「お前だけの子やない。 勝君の子で わしの孫や。」

ハル「うちの ひ孫や!」

ハル 善作「言う事 聞け!」

玄関前

勝「気ぃ付けえ。」

糸子「うん。 よいしょ。」

善作「お母ちゃんがな 神戸へ 行くでえ。 優ちゃんの弟が生まれるよってな。」

糸子「弟かどうか 知らんでえ。」

善作「いや 今度は 男や。 小原の跡取りや。 よかったなあ 優ちゃん。 弟やで。」

(笑い声)

運転手「ほな 失礼致します。」

千代「お願いします。 ほな 気ぃ付けてな。」

糸子「うん。」

善作「行っといでえ。 行っといでえ。」

<お母ちゃんは 弟かどうか 知らんし 店が心配で しゃあないです>

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