連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第102話「1994-2001」【第21週】

ひなた「That’s right! You know a lot.(その通りです! よくご存じですね)I’m glad Kibinojo is so well-known even in the U.S.(黍之丞がアメリカでも そんなに有名やなんてうれしいです)」

アニー「Ms. Otsuki.(大月さん)」

ひなた「Yes?(はい)」

アニー「How do you come to speak English so well?(どうしてそんなに英語が上手に話せるの?)」

ひなた「I don’t think my English ability is that good.(それほどの英語力やないと思います)」

アニー「Don’t be modest. Your English is impeccable.(謙遜しないで あなたの英語は申し分ないわ)」

ひなた「Well….(ええと…)I liste to English lessons on the radio every morning.(毎朝ラジオで 英会話の番組を聴いています)」

アニー「Ah…. Is it still being broadcast?(まだ放送されているの?)」

ひなた「Still?(まだ?)」

アニー「Ah. I mean…, it’s a little old-fashioned.(なんていうか…古風なやり方だと思って)」

ひなた「I know. I didn’t think I’d be able to leara so much English by radio.(わかります わたしもラジオでこんなに 英語が身につけられると思っていませんでした)To be honest, I thought I’d get tired of listening evety day.(それにわたしは 番組を聴き続けるなんて とてもできない人間だと自分で思っていました)」

アニー「ウン.」

ひなた「Yes. But at first, I had something to keep me going.(でも初めのうちは あるものが助けになりました)」

アニー「Something?(あるもの?)」

ひなた「A card my father made for me.(小学生のとき 父が作ってくれたカードです)He would stamp the card.(父がカードにスタンプを押してくれたんです)」

アニー「How smart your gather is.(賢いお父さんね)」

ひなた「And how simple-minded I am.(そしてわたしは単純なんです)」

(笑い声)

ひなた「Usually, cards like that are used to motivate school kids(ふつうは そういうカードは子どもを早起きさせて)to get up early and join the radio exercise.(ラジオ体操に行かせるために使うんです)」

アニー「Radio exercise….」

ひなた「Yes. Early in the morning,  people from the neighborhood get together in an open space(はい 近隣住民が朝早く広場に集まって)to exercise along with the radio.(ラジオに合わせて体操するんです)I think it’s unique to Japan.(日本独自の文化だと思います)Have you heard that before?(聴いたことがありますか?)」

アニー「No! No, I haven’t.(いいえ 全然)It’smy first time in Japan.(日本に来るのは初めてですから)」

ひなた「I understand.(そうなんですね)」

アニー「I have to go.(行かなくちゃ)」

ひなた「Oh. Sorry to bother you.(あ…お邪魔してすいませんでした)」

アニー「You didn’t. It was nice talking to you.(邪魔だなんて おしゃべりできてよかったわ)」

ひなた「Likewise.(こちらこそ)When are you leaving for the U.S.?(いつアメリカへ向けて出発されるんですか)」

アニー「Tomorrow.(明日よ)」

ひなた「Oh….(そうですか)」

アニー「But we’ ll be back in two years.(でも2年のうちには戻ってきます)」

ひなた「For the auditions.(オーディションで)」

アニー「Right.(そう)」

ひなた「I’m looking forward to it.(その日を楽しみにしています)」

アニー「Yeah. Ms. Otsuki.(大月さん)Keep on learning English.(英語の勉強を これからも続けてください)I’m sure it will take you somewhere you never imagined.(きっとあなたを どこか 思いもよらない場所まで 連れて行ってくれますよ)」

大月家

ひなたの部屋

ひなた「ホンマにええの!? 結婚式のデザートが回転焼きで。」

一恵「ええねんて。 お父さんとお母さんの時も そうやったんやから。」

ひなた「そうか。 ほな 心込めて焼かせていただきます。」

一恵「ありがとうございます。」

小夜子「あとは ひなちゃんだけやね。」

ひなた「えっ・」

小夜吉「お母ちゃん。 そうないなこと言うたらあかんで。 お嫁さんになるかならへんかは 人それぞれなんやさかい。」

一恵「フフッ ホンマ。」

ひなた「フフフフ…。」

一恵「小夜吉っちゃんの言うとおりやわ。」

小夜子「ごめんね ひなちゃん いらんこと言うて。」

ひなた「アハハッ 全然。 お見それしました。」

小夜吉「はい。」

一恵「さすがやわ。」

小夜吉「おいしい。」

一恵「フッ おいしい。」

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