連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第2話「1925―1939」

安子「(笑い声)」

<算太は ものにならなかったら すぐに帰ってくる約束で 大阪で ダンサー修業をすることになりました>

<更に…>

居間

♬~(ラジオ)

(腰が鳴る音)

杵太郎「ああっ!」

小しず「お義父さん?」

杵太郎「腰が… うっ…。」

小しず「どねんされたんで お義父さん!」

ひさ「えっ 何?」

<杵太郎が隠居することになり…>

金太「親父!」

<そして…>

工場

金太「小豆の声を聴けえ。 時計に頼るな。 目を離すな。 何ゅうしてほしいか 小豆が教えてくれる。 食べる人の 幸せそうな顔を思い浮かべえ。 おいしゅうなれ。 おいしゅうなれ。 おいしゅうなれ。 その気持ちが 小豆に乗り移る。 うんと おいしゅうなってくれる。 甘えあんこが出来上がる。 あっ。 あっ!」

金太「おう おはよう 安子。」

安子「おはようございます。」

一同「おはようございます。」

<安子は 14歳になりました。 Now, Yasuko is fourteen years old>

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