連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第50話「1962-1963」【第11週】

(声援)

回想

トミー「ばかにしてんのか? 俺のこと。 そのヘラヘラした顔の奥で ばかにしてんのやろ 俺のこと。」

錠一郎「してないよ。」

トミー「ほな 何で 出えへんねん!」

るい「思い出しとうなかった。 優しかった頃の 私だけを見てくりょおった頃の 母の笑顔を 思い出しとうなかったんです。」

回想終了

(歓声)

「おねえちゃん すごい!」

「もう一回戦やろ!」

「あ~! やるやる!」

るい「お散歩ですか?」

ジャズ喫茶・Night and Day

ホール

木暮「違うと思うよ。 ジョーがコンテストに出えへんのは トミーを見下してるからやないよ。」

トミー「ほな 何や。」

木暮「傷つきたくないんやと思う。 あいつには トランペットしかないから。」

公園

るい「投げてみますか? 気持ちいいですよ。」

錠一郎「ありがとう。 でも けがしたら あれやから。」

るい「あ… そうですよね。 すいません。 大月さんのトランペットが 聴かれへんようになったら 私も嫌や。」

「なあなあ。 おにいちゃんとおねえちゃん アベックなん?」

「えっ! アベックなん!?」

るい「あっ… 違うよ。 お友達。」

子供たち「え~! アベック! アベック! アベック! アベック!」

るい「こら~! もう!」

子供たち「アベック!」

るい「真面目に野球やんなさい! こら~!」

子供たち「キャ~!」

るい「フフッ すいません。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク