連続テレビ小説「純と愛」110話「まほうのことば」ネタバレ

サト「だから 言ったろ? もう諦めな。」

純「女将さん! そんなこと 言わないでくださいよ 女将さん! 私 ここに来て 本当に救われたんですから おじぃのホテルがなくなった時 もう私 本当に何もイヤになって でも ここに来て 女将さんの沖縄そば 食べたら本当に生き返ったし みんなにも色々助けてもらって 改めて沖縄の温かさとか 優しさととかを感じて 宮古に育ったことを 誇りに思えたんです。」

純「きっと ここに来たお客さんも 私と同じように 勇気とか安らぎとかを いっぱい貰ったと思うんですよ。 だから 里やを辞めるなんて 言わないでください。 私達みんなで 力を合わせて 少しでも借金返せるように頑張りますから。」

サト「ああ ごめんね。 ドラマだったら 涙流して ありがとう とか言うところだけど 始まったものは いつも終わるものよ。 あら? 私 今 良い事言ったわ メモしとこう。」

純「ちょっと 女将さん 待ってくださいよ。」

サト「もういいから。 あんたたちも 早く 新しい就職先決めたら? 土曜日までには 出て行ってもらわなきゃ いけないんだから。」

奥の小部屋に消えるサト

純「ちょっと 待ってくださいよ…。」

蘭「やっぱり 諦めるしかないんじゃない?」

羽純「終了。」

純「え? 愛君 なんか ほら?」

愛「1つ気になってることがあるんです。」

純「うん なに?」

愛「あの中 どうなってるんでしょう?」

純「ああ… 確かに… ってそうじゃなくて! 違うでしょう。」

愛「すみません。」

純「これの再生 再生?」

蘭「ねえ おたくのおかあさんなら なんとかしてくれるんじゃない? 私と士郎のこと助けてくれたみたいに?」

愛「え?」

純「そっか。 お義母さんなら 借用書とか 帳簿とか見せたら起死回生の一手 なんか見つかるかも?」

愛「でも 来てくれるかどうか… それに…」

純「いや 私が電話する。」

扉が開く

純「お義母さん!」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク