サンセットバーガー
回想
暢子「でも お母ちゃん 毎日 朝は畑 昼は売店 夜は内職。 もう 何年も ず~っと働いてるんだよ。」
良子「ニーニーが ちゃんと働いてくれたら もう少し楽だのに。」
回想終了
賢秀「これからは ドカ~ンと もうける時代さ。」
我那覇「そこのニーニー。」
賢秀「ん?」
我那覇「いい面構えだな。 大物になる顔だ。 一杯 おごらせてくれ。」
賢秀「えっ… 何で?」
マスター「こちら 我那覇さん。 金融関係の仕事を してらっしゃる実業家。」
賢秀「じつぎょうか?」
我那覇「賢秀君か。 よろしく。」
賢秀「社長…。」
我那覇「ウイスキーの水割り 飲んでみるか?」
賢秀「おっ じゃあ それで。」
我那覇「よろしく。」
マスター「お客様は 神様です。 どうぞ。」
我那覇「ありがとう。」
我那覇「秘密 守れるタイプだよな?」
賢秀「ひみつ?」
我那覇「人を見る目には 自信がある。 さっ 賢秀君の輝かしい未来に 乾杯!」
賢秀「乾杯! あっ…!」