控室
暢子「アキサミヨー! いつもより 上等さ。 やった! 智 ありがとう。」
沖縄料理店・あまゆ
和彦「ただいま。」
トミ「お帰り。」
順次「お帰り。」
和彦「どうしたんですか?」
トミ「昨日 夜行で岡山まで行って 農家を訪ね歩いて やっと ズッキーニを仕入れて とんぼ返りしてきたんだって。」
順次「大事な お得意さんのためって 言ってたけど どこのお店かな。」
智「(寝言)ぽってかす…。」
養豚場
清恵「いっ… あっ…。 もう~!」
賢秀「無理するな。」
清恵「何しに帰ってきたのよ。」
賢秀「この間は ごめん。 言い過ぎた。」
清恵「そんなこと言うために わざわざ?」
賢秀「いや…。 実は 就職活動が なかなか うまくいかないで…。 金はないし 腹が減って 腹が減って 腹が減って 腹が減って とにかく 腹が減って絵 もう死にそうなわけで…。」
清恵「そんなことだろうと思ったよ。 これも 全部運んじゃって。 済んだら 台所に来な。 芋の煮っころがし 余ってるから。」
賢秀「やった~! ういしょ。」
清恵「こないだは… 私もごめん。」
賢秀「謝りよった…。」
寛大「あ~…。 清恵のやつ やっぱり 断りやがった。 例の見合い。」
賢秀「えっ? 何で?」
寛大「さあな。 誰か 気になる男でもいるのかねえ。」
荷物を落とす賢秀
賢秀「アガッ あっ…!」