連続テレビ小説「ちむどんどん」5話「シークワーサーの少女」

シークワーサーの木

暢子「ふんっ。」

児童1「おい 食いしん坊! 何してる!」

児童2「おてんばは結婚できないってよ!」

児童1「え~い おえんば暢子!」

児童2「女には無理ヤサ~!」

暢子「うるさい! あっち行け!」

2人「逃げれ~!」

暢子「アガッ 痛っ! まさかやー。 フフッ…。 やっぱり世界一! お父ちゃ~ん! 自分で取れたよ~!」

暢子「あっ…。(カバンを忘れかける」

ウージ畑

賢三「ああ…。 ああ… はあ…。 うっ…。」

(倒れる音)

賢三「うっ…。」

優子「えっ… 賢三さん! どうしたの? 賢三さん… 賢三さん! 賢三さん! 賢三さん!」

(賢三のせきこみ)

優子「賢三さん!」

山原小中学校

善一「賢秀! 良子! すぐ帰れ! 暢子も歌子も! 早く!」

道中

良子「歌子 早く!」

これは 沖縄本島北部 『やんばる』と呼ばれる地域の ある家族の物語です。

父や母 そのまた父や母が そうであったように 子供たちの未来には 誰も良そうできなかった出来事が 誰も通ったことない道が 待ち受けています。

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