月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん3」3話「太陽(てぃだ)を心に」

辻内家
玄関前

恵理「ああ… 愛子ちゃん」

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玄関

恵理「こんにちは!」

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リビング

平野「困りましたね 愛子ちゃん 学校に来ても いつ 居なくなるか 分からないし 授業中も 全然 集中していないし」

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美帆子「そうですか…」

平野「私が 話しましても『学校なんか どうでもいい お母さんと居たいんだ』って そう言うだけなんです 事情が 事情なだけに 私も あまり厳しくは 言えませんし でも このままじゃ…」

美帆子「申し訳ありません 私から よく言い聞かせますので…」

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玄関

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美帆子「あぁ… 恵理ちゃん」

恵理「どうも」

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リビング

恵理「大丈夫ですか?」

美帆子「ねえ 恵理ちゃん」

恵理「はい どうかしました?」

美帆子「わがままっていうか… メチャクチャ 言ってみようかな?」

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恵理「…はい?」

美帆子「ずうずうしいし ものすごい 勝手なお願いなんだけど 駄目なら 駄目って言ってね」

恵理「…え?」

美帆子「お願いします 愛子なんだけど…」

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某所

静子「じゃ 次は 7時ね よろしくね どうも お疲れさま」

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恵理を見かける静子

静子「あ… 恵理ちゃん そこ 危ない! 危ない!」

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駐輪中の自転車にぶつかる恵理

静子「あぁ もう…」

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静子「へえ~」

恵理「どう思いますか?」

静子「う~ん… そのお母さんの気持は 分かるなあ 痛いほど…」

恵理「…ええ」

静子「つらいね でも 1つだけ 確認しておきたいんだけど」

恵理「何ですか?」

静子「向こうの人が 言いだしたんだよね 恵理ちゃんじゃなくて…」

恵理「えっ? ええ そうです」

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静子「そうなんだよね」

恵理「なんでですか?」

静子「そこは 実は 大事なんだと思うんだ 誰かの提案に乗るんじゃなくてね その人が… そのお母さんが そう思ったんだとしたら だったら きっと それは 正しいのよ」

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静子「母親がね 自分の事じゃなくて 子供のために… その子のために どうしたら いいかって 考えて 出した答えだったら それは 正しいんだと思う うん… 私は そう思うな」

恵理「ありがとうございます」

静子「本当だよね 恵理ちゃんが 言いだしたんじゃないよね」

恵理「違いますよ」

静子「ハッハハハ だったら 賛成」

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一風館
マンデリン

文也「えっ?!」

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サロン

5人「ええっ?!」

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北栄総合病院

2人「ええっ?!」

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さて 恵理は 一体 何を頼まれたんだろうねえ

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おや… ここは 那覇だねえ… あら~

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古波蔵家

恵理「ここだよ ただいま!」

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お帰り! 恵理 愛子ちゃん 待っていたよ

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