観光協会
大吉「海女カフェかあ…。」
吉田「海女カフェなあ…。」
菅原「海女カフェねえ…。」
大吉「どう思うよ。 菅原君。」
菅原「悪ぐはねえと思う。 アキちゃん目当てで 客も来るだろうし 夏の観光の目玉にもなる。 ただ… 海女クラブの連中の相手をするのが 面倒くさい!」
栗原「あ~あ 言っちゃった。」
大吉「同感だ。 カフェなんか始めたら あれが 延々 続く訳だべ。『自給上げろ』とか『交通費出せ』とか。」
菅原「『送り迎えしろ』か。」
吉田「あの勢いで攻め込まれたら 太刀打ちできねえ。」
栗原「ノイローゼになっちゃいます。」
菅原「一人一人は物分かりのいい ばばあだけど 集団になったら グルーブ感が増すんだよな。」
ヒロシ「ばばあって…。」
吉田「ばばあで いきましょうよ もう! アキちゃんに比べりゃ 全員ばばあでしょ!?女子高生ウィズ5人のばばあでしょう!」
菅原「ばばあだな!」
栗原「ですよね! アハハハッ!」
大吉「トップは夏ばっぱだ。 あれが元気で頑固だから 始末が悪いんだ。」
喫茶・リアス
夏「大体 おら 町のために 40年から潜ってんだぞ! それに対する敬意が ねえ!」
弥生「んだ んだ!」
観光協会
大吉「しかも ナンバー2のかつ枝さんが 金に細けえんだ。」
吉田「眼鏡会計ばばあね。」
喫茶・リアス
かつ枝「大体が ウニを1個よ 観光協会が 200円も持っていくって こう どういう了見だ!」
弥生「んだ んだ!」
観光協会
菅原「漁協組合がバックについてるからって 言いたい放題なんだよな。」
大吉「そこで 火に油を注ぐのが ブティック今野の弥生さんな。」
吉田「出た 騒音ばばあ。 ダンプ!」
喫茶・リアス
弥生「んだ んだ! んだ んだ んだ! んだ んだ んだ んだ んだ んだ! よく言った!」
観光協会
吉田「♬『んだ んだ んだ んだ んだ んだ』1の2面で コイン集めてんのか!」
菅原「ハハハハハッ!」
吉田「そして 油断ならねえのが 美寿々さんだ。」
吉田「フェロモンばばあ。」
菅原「ある事 ねえ事 言い触らして たきつけるんだよな。」
喫茶・リアス
美寿々「ミサンガも これから ノルマ制になるらしいぜ!」
一同「何~!?」
観光協会
大吉「問題は あれだよ! 安部ちゃんの代わりに来た あの ほれ 白い…。」
吉田「白ばばあね。」
喫茶・リアス
花巻「下の娘は花粉症なんです! 上の娘は夜尿症なんです!」
観光協会
菅原「何に怒ってるのかが分からない。」
大吉「あ~ でも 言いてえ事 言ったら スッキリしたわ!」
吉田「まだまだ言い足りねえですけどね。」
栗原「今日は この辺にしときましょう。」
大吉「あれ? さっきから おとなしいね 足立君。」
ヒロシ「えっ そうすか?」
菅原「あ~ 仲いいもんね 海女さん連中と。」
ヒロシ「まあ そうっすねえ。 かわいがってもらってますね。」
菅原「じゃあ やってみるか? 海女カフェ。」
ヒロシ「じぇじぇ!」