よるドラ「だから私は推しました」7話ネタバレ

某所

小豆沢「呼び出してといて遅くな~い?」

花梨「ごめん。 椎葉さんから聞いた?」

小豆沢「うん。 いい話だし 行きたくなるのは分かるけど でも 本当に それでいいのかな? せっかく ここまで 続けてきてさ。」

花梨「変わったよね 小豆さん。」

小豆沢「え?」

花梨「昔の小豆さんだったら きっと『行け』って 言ってくれたと思うんだよね。 サニサイなんか 私の捨て石だって。」

小豆沢「いや サニサイがね いいグループじゃなかったら 俺だって 捨てろって言うよ。 けどさ 5人 バランスいいし 俺は サニサイで ど真ん中で リーダーやってる花梨が好きだから。」

花梨「ねえ オタの人ってさ 他界したのに 飲み会だけ来る人とかもいるんだよね。 オタ仲間って楽しいんだろうなって。」

小豆沢「えっ ちょっと待って。 えっ… 俺が じゃあ あいつらと飲みたいから 花梨に卒業すんなって言ってる って言いたいの?」

花梨「ゼロじゃないでしょ。」

小豆沢「ゼロだよ。」

花梨「ちょっとは そういうの…。」

小豆沢「ねえよ。」

花梨「あるんだよ! いい加減 気付いてよ。 ステージの上から見てるとね すっごい よく見えんの。 誰がどこみてるか。 小豆さんが ふとした時 一息ついた時 私 どこ見ちゃってるか知ってるの。 多分 小豆さん以上に知ってるの。 で 私は… 私は もう それを見ながら歌うのが つらいんだよ。」

小豆沢「え? え… それは…。 花梨は 俺が好き… ってこと?」

花梨「そういうんじゃない。」

小豆沢「え? 何? 分かんない…。」

花梨「私の理想は 私だけのオタでいてくれる 小豆さんなんです。 小豆さん。 小豆さんも ちゃんと幸せになって下さい。」

ベースメント

米原「こんなん 納得できないって。」

紀子「ごめんね。」

米原「やっと ここまで来たのに何で?」

紀子「頑張ったんだけどね。」

小松「もっと しおりんと一緒に 思い出 作りたかったな。」

詩織「しおもだよ。」

柿崎「いや 本当… ええ?」

凛怜「ごめん。」

愛「今日は長引くよな~。 あれ? 小豆君 並ばないの?」

小豆沢「何かさ… 俺 花梨が よく分かんなくなっちゃって。」

愛「は?」

小豆沢「花梨がさ…。」

愛「うん。」

小豆沢「いや 何でもない。」

愛「え~? あっ! えっ… は… ハナ…。」

ハナ「あっ…。 ああ 愛さん。」

愛「うん。」

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