連続テレビ小説「エール」109話「ふるさとに響く歌」ネタバレ

喜多一

まさ「浩二が まき子さんを!?」

音「間違いありません。 恋 してます。」

裕一「そうかな~?」

裕一「絶対 絶対 絶対そうよ!」

まさ「言われてみれば そうかもしんない。 お見合いん時もね りんごを こう じ~っと見たりして…。」

裕一「なら よかったじゃない。 浩二にも やっと いいお相手が見つかった。」

まさ「そんな簡単にはいかないわよ。 何年も一緒にいんのに一つも進展しなかったんだから。」

裕一「そうか… そう… そうだね。」

畠山林檎園

まき子「浩二さん お見合い行ったんだ。」

浩二「うん… 頼まれて行っただけ。」

まき子「ふ~ん。」

浩二「まきちゃん 東京さ 行くんだって?」

まき子「うん。」

浩二「水くせえな… 話してくれればよかったのに。」

まき子「ごめん そのうち 言うつもりだったんだけど…。」

浩二「まきちゃん 行っちったら 畠山さん さみしいべな。」

まき子「フフ… どうだろうね? 私が 林檎園 継ぐっつったら 大反対して 東京行きの話だって 勝手に進めちゃうんだから」

浩二「それは まきちゃんのこと 心配してのことだよ。 ここにいたら 昔のこと引きずっちまうからって。」

まき子「東京行けば… 忘れられんのかな? 浩二さん… 私…。」

裕一「うん?」

まき子「東京行ったら 動物園でも見に行こうかな。 新しいゾウがいんだって。」

喜多一

音「浩二さん。」

浩二「音さん。 何? こんな夜中に。」

音「目が覚めてしまって。」

浩二「アハハハ…。」

音「ねえ 浩二さん。」

浩二「うん?」

音「まき子さんって すてきな方ね。 彼女がいると 農園が バ~ッと明るくなって…。」

浩二「まきちゃん 家 出て 東京さ行くんだ。」

音「浩二さんは それでいいんですか?」

浩二「いいも悪いもねえよ。 まきちゃんが決めたことだし。」

音「まき子さん このりんごを日本中の人たちに 食べてもらうのが夢だって言ってた。 彼女… 本当に東京に行きたいのかしら。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク