連続テレビ小説「エール」109話「ふるさとに響く歌」ネタバレ

玄関

音「あっ…。」

まき子「畠山林檎園の畠山まき子です。 浩二さんにお借りしてた資料を お返しに。」

音「あっ 浩二さんが いつも送って下さる りんごの。 私 浩二さんの義理の姉の 音と申します。 裕一さん… 裕一さん!」

裕一「うん? はい。 はいはい…。」

音「こちら 浩二さんが一緒に お仕事なさってる 畠山林檎園の まき子さん。」

裕一「あっ 浩二が いつもお世話になってます。 兄の裕一です。」

まき子「こちらこそ!」

裕一「あっ 今 浩二 いないんですよ。 あっ よかったら 中でお茶でも。」

まき子「あっ いえ! 資料返しに来ただけですから。」

音「あっ…。」

裕一「どうも。」

まき子「あっ よかったら こっちいる間に うちの農園 遊び 来て下さい。」

2人「是非!」

お見合い

見合い相手「あの… 一つ お伺いしても よろしいでしょうか?」

浩二「はい。」

見合い相手「失礼ですが 古山さんは なして 今まで お一人だったんですか?」

浩二「えっ?」

見合い相手「立派なご経歴ですし きっと いいお話 たくさん おありになったと 思うんですけど…。」

「失礼します。 福島のりんごでございます。」

まさ「ありがとうございます。」

畠山林檎園

音「そうですか… ここまでくるのに いろいろあったんですね。」

まき子「浩二さん いなかったら 父も とっくに諦めてたと思います。 困った時は いっつも助けてくれたから。」

裕一「ふ~ん。 このりんごは みんなの努力の結晶なんだね。」

まき子「父も私も うちのりんごを日本中の人に 食べてもらうのが夢なんです。」

音「きっと かないますよ。 だって すっごく おいしいですもん。」

まき子「うれしい~! ありがとうございます!」

裕一「お~ 浩二! うわさすれば!」

浩二「書き置き見て 驚いたよ。 何で2人が ここにいんの?」

まき子「私が誘ったの。」

音「林檎園 見せて頂いたんです。 楽しかった。」

裕一「で で で? どうだったんだよ? お見合いの方は。」

浩二「あああ… あとは 俺がやっとくから。 なっ? 2人は もう帰って。 はいはい…。」

まき子「あっ ちと りんご持って帰って下さい。」

裕一「あっ ありがとうございます!」

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