連続テレビ小説「エール」115話「恋のメロディ」ネタバレ

居間

華「何で勝手なことするの!?」

音「真面目で仕事一筋の娘の相手が ロカビリーの歌手よ!? 慣らしておく必要があるでしょ?」

華「反応よくなかったんでしょ?『やぶへび』じゃない。」

音「急に聞かせるよりは マシだって。」

華「そうかな? もう~。」

音「どうするの?」

華「退院したら すぐにでも来たい って言ってる。」

音「挨拶 遅らせたら? 2人だって まだ病院でしか会ってないんでしょ?」

華「つきあうなら ちゃんとしたいんだって。」

音「いい方ね。」

(電話の呼び鈴)

音「はい 古山でございます。 えっ!? 裕一さんが?」

病院
待合所

音「働き過ぎだったんだ…。 気付かなかった。」

華「うちの先生は みんな 優秀だから 大丈夫。」

音「先生 手術は…?」

医師「胃潰瘍でした。 命に別状はありません。」

2人「ああ…。」

医師「まあ 1か月ほど入院すれば 日常生活に戻れるでしょう。」

音「ありがとうございました。」

病室

アキラ「お父さん。」

裕一「へっ?」

待合所

音「よりによって… 隣なんて」

華「ベッドが ちょうど空いたのよ。」

音「何か適当に理由つけて変えられないの?」

華「無理。 よほどの理由がないと。」

音「あのままじゃ すぐにバレるわよ。 さっきだって…。」

回想

アキラ「お父さん。」

裕一「へっ?」

華「あっ アハハハ… そう 私のお父さんなの。 古山裕一です。」

裕一「いや… か… 彼 今… 僕のこと お父さんって言った…。」

音「言ったかしら? 私は 華のお父さんって聞こえたけど。」

裕一「あ~そう。」

アキラ「はい お父さん!」

裕一「えっ?」

華「お父さん 手術後は 睡眠が大事だから よく寝て。」

裕一「うん…。 でも お父さんって 今 言った…。」

音「裕一さん… ねっ よく寝て。」

裕一「うん うん…。」

回想終了

華「ごまかせたのかな~?」

音「五分五分ね。 どうするの?

華「手術明けのお父さんに ロカビリー歌手を紹介するのは 負担が大きすぎると思う。」

音「そうね…。 アキラさんの退院まで ごまかしてもらいましょう。 退院 いつだっけ?」

華「4日後。」

音「短いようで長いような。」

華「うそついて あとで困らないかな? どうして 入院してる時に 挨拶しなかったんだって。」

音「退院後に つきあったってことにしましょう。」

華「いいね。 4日なら 乗り切れるよね?」

音「私も なるべく いるようにするけど… アキラさんに ちゃんと伝えてね。」

華「うん。」

病室

池田「あ~ 最初っから飛ばし過ぎだ。 代わりの指揮者見つけたから しばらく休め。」

裕一「いや~ ご迷惑おかけして 本当に申し訳ないです。 譜面は ここで書きます。」

池田「駄目だ 駄目だ もう! 休む時は休む! なっ? じゃあ また来るから。 お大事に~。」

裕一「すいません。」

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