連続テレビ小説「花子とアン」第66回「グッバイ!はな先生」【第11週】

吉平「ふじ! いいだけ?」

ふじ「おじぃやんが生きてたら きっと応援してくれるら。 はなの あの本が 大好きだったからねえ。」

吉平「ああ。 おじぃやんにせがまれて 何十回読まされたか分からん。」

はな「ありがとう おかあ。 ありがとう おとう。」

1919年(大正8年)・3月

リン「本当に行っちもうだけ。 さみしくなるじゃんね。」

はな「おばさん。 おとうと おかあの事 よろしくお願えしやす。」

リン「分かってるさ。 ほれで うちの朝市は 何か言ったけ?」

はな「何か?」

リン「ほら 幼なじみずら。 引き止めたりしなんだけ?」

はな「いっとう最初に相談して 励ましてくれたのは 朝市です。」

リン「てっ 全く あのボコは…。」

尋常小学校

教室

<はなが学校を去る日が やって来ました。>

廊下

生徒たち「さいなら はな先生!」

きよ「東京へ行ったら 『たんぽぽの目』より もっと面白え話を 書いてくりょう!」

はな「ありがとう。 みんな 元気でね!」

「サンキュー! はな先生!」

生徒たち「ごきげんよう!」

はな「ごきげんよう。 Thank you!」

教室

(戸が開く音)

はな「校長先生…。 皆さん…。 本当に いろいろ ありがとうごいした。」

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