連続テレビ小説「純と愛」138話「かぞくきねんび」ネタバレ

謙次「母親としては どうなんだ? 一体今まで家族のために なにをした? 子供たちを幸せにしてやれたと胸を張れるのか? 自分の考えが正しい信じて いつも家族に押しつけてきてばかりじゃないか? そんなこと 言える資格ないけどね。 ごめん。」

誠「どこ行くん パパ?」

謙次「帰る。 母さんと話してると 耳鳴りが酷いんだ。」

誠「なに言ってんの? ママは全部してるんやで? 耳鳴りもするし 匂いもするし 本性も見える3重苦なんや。 それでも文句言わんとずっと 戦ってんの ママは それやのにパパはなに? ずっと家から逃げて 外で浮気して 挙句の果てにママと別れてウチら子供のことも放っておいて…」

多恵子「もういいわよ 誠。 私が帰るから。 すみません タクシー 呼んでくれます?」

純「いや そんなこと言わないでください せっかく集まって…。」

多恵子「私がいると みんな 不愉快みたいだから。」

愛「お母さん 覚えていますか? この時計。 高校の入学祝に お母さんがくれた時計です。 家を出た時に 無意識に持ってきてしまったんですけど 実は あの時から 止まったまんまなんです。」

愛「この時計と同じく 純がいなくなってから ウチら家族の時間は止まったままなんじゃないかって でも僕は 宮古の海で 純さんが僕にプロポーズをしてくれて 初めて 愛されていいんだって 思ったんです。 人の本性が見える 苦しみから解放されたんです。」

愛「幸せだって 思えたんです。 僕はみんなにも幸せになってもらいたいです。 だから僕は これから みんなのことを 心から愛します。 全身全霊で家族を愛します。 イヤだって言われても 一生家族を愛し続けます。 だって僕の名前は 愛と書いて愛と読みますから。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク