翌朝 食堂
多恵子「お店の人は?」
純「気きかせて 席外してくれました。」
多恵子「そう。」
純「はい。」
多恵子「私は。」
謙次「多恵子! 頼む 別れてくれないか?」
誠「ちょっと パパ何やってんの?」
謙次「僕はもう お前の愛に応える自身がないんだ。」
愛「お父さん どういう意味ですか?」
謙次「母さんは純粋過ぎるんだ。 なあ もう楽にしてくれ 多恵子。 お前と一緒にいると 耳鳴りが酷くてたまらないんだ。」
多恵子「わかりました。 離婚届けのサインしときます。」
誠「ちょっと ママ?」
純「お願いします ちゃんと ちゃんと 自分の気持ち伝えて下さい。」
多恵子「2人とも 早く気づいたら? あなた達の愛も永遠には続かない。」