連続テレビ小説「ちむどんどん」102話「君と僕のイナムドゥチ」

良子「どうしたんですか?」

安室「ちゃんと食べてくれるか 気になって。」

良子「大丈夫ですよ。 みんなで力を合わせたんだから。」

職員室

諸見里「ほとんど残した?」

良子「はい…。 一口食べて 箸を置く子 匂いだけ嗅いで 全く食べない子もいて。 結果的に 残飯率は増えてしまいました。」

教師「うちのクラスも いつもの方がいいって。」

教師「最近の子は 野菜中心の食事に 慣れてないから。」

諸見里「となると やっぱり ほかの学校と 同じ献立に戻した方が よいようですね。」

良子「やり方を考え直します。 来週も 是非 続けさせてください。 お願いします!」

安室「うちからも お願いします。」

ちむどんどん・2階

暢子「ゴーヤーチャンプルーって 分かると思う?」

和彦「ゴーヤーチャンプルー?」

暢子「うん 食べたことない人は メニューを見ても どんな料理か分からんよね?」

和彦「あ~… 確かに 僕も 初めて沖縄に行った時は ラフテーも てびちーも どんな料理か 全く想像できなかった。」

暢子「東京の人でも分かるようなメニューに した方がいいかね? 例えば『ゴーヤーチャンプルー』は『ニガウリの肉野菜炒め』とか。」

和彦「矢作さんに相談してみたら?」

暢子「だけど 矢作さんは…。」

和彦「これやっとくから 休んだら?」

暢子「ん? ありがとう。 そしたら うちは 掃除と洗い物を やってしまおうね。」

和彦「あっ いいよ いいよ! そっち やる。 休んで。」

暢子「大丈夫。 締め切り近いんでしょ? 昨日も 徹夜だったさぁ。」

和彦「暢子も 店に集中したいでしょ? いいよ 休んで。」

暢子「ううん 掃除は うちがやるよ。」

和彦「大丈夫。 座って。」

暢子「洗濯 まだ終わってないさ。 いいよいいよ。」

和彦「あっ 両方やるから。 座って。」

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