連続テレビ小説「ちむどんどん」1話「シークワーサーの少女」ネタバレ

さて この物語の主人公 暢子は どんな子かというと…。

「チバリヨー!」

「暢子行け~ 暢子~!」

(声援)

(ホイッスル)

早苗「よかった~ 暢子と同じチームで。」

暢子「うちは シークワーサー食べれば無敵さぁ。」

「おてんば!」

「女は女らしくしれ!」

暢子「べー!」

教室

「『ゴーシュは 町のかつどう写真館で セロをひく係りでした。 けれども あんまり上手でない という ひょうばんでした。 上手でないどころではなく 実は 仲間の楽手の』…。」

先生「おい。」

暢子「頂きます!」

(笑い声)

先生「これは?」

暢子「うちの宝物…。」

先生「『おいしいものノート』?『サーターアンダギー』。『お母ちゃんのフーチャンプルーは フーに味がしみこんで でーじあまい 卵もフーも フワッフワだから』…。」

暢子「おなか すいた…。」

山原村共同売店

村に 一軒だけの日用品を扱う店は 共同売店 地域のみんなが お金を出し合って作ったお店で 利益が出たら みんなで分配する仕組み。 郵便や電話の取次ぎなど いろんな役割を兼ねています。

新垣「もう ありがとうねえ。」

安室「うちも畑に出たいけど もう 腰が痛くて ちゃーならんさあ。」

優子「いつでも手伝うよ。 困った時は お互いさまだからね。」

賢吉「優子さんは 相変わらずのお人よしヤッサー。」

賢三「この前も 優子が困っていた人に 野菜あげてしまって 気が付いたら うちのおかずが何もない。」

(笑い声)

賢吉「そのうち 誰かにだまされるよ~。」

早苗「ただいま~。」

善一「お帰り~。」

賢三「お帰り~。」

善一「早苗 遊びに行く前に宿題やれよ。」

早苗「分かってる。」

歌子「おばさん ラジオつけてもいい?」

キヨ「いいよ そこに座って聞きなさい。」

歌子「ありがとう。」

♬~(ラジオ)

良子「このノート買って! もっと勉強して 必ず先生になるから。」

暢子「うちのアンダギーが先! サーターアンダギー。」

良子「うちのノートが先。」

暢子「アンダギー。」

賢三「分かった分かった 買ってあげるから。」

良子 暢子「やった~!」

善一「払いは またツケでいいよね。」

賢三「すいません。」

賢秀「あった! ついに沖縄にも上陸した! マグネット・オーロラ・スーパーバンド 一番星! こんなして頭に巻きつけたら 宇宙磁石のパワーでどんどん頭がよくなる 魔法のバンドさぁ!」

良子「…なわけないさぁ。」

賢秀「これで俺は 沖縄の一番星になるわけさ!」

賢三「賢秀 そんな無駄遣いじゃなくて 何かもっと ほかの…。」

優子「新しいズックが欲しいって…。」

賢秀「ズックは我慢するから スーパーバンドを買ってください!」

優子「しょうがないねえ 今回だけだよ。」

賢三「えっ 買ってあげるわけ?」

(笑い声)

暢子「おいしい~! フフッ。」

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