連続テレビ小説「ちむどんどん」40話「再会のマルゲリータ」

比嘉家

石川「わっ あっ…。 あ~ あっ フフッ。 何で 予定日より5日も早く…。」

良子「名前 考えてきてくれた?」

石川「船の上で 晴れた空を見ながら 思いついたのは…。」

良子「『晴夫』『晴彦』『晴貴』…。 全部 男の名前?」

石川「いや だって ここに しわが…。」

良子「もう その話はいいから。 女の子名前 今すぐ考えて。」

石川「えっ? えっ…。 晴海! 晴れた海で晴海!」

良子「どうしても 晴れにこだわるわけね。」

石川「どう? 晴海。」

良子「晴海。 お父さんが すてきな名前 付けてくれたよ。 よかったねえ。」

石川「かわいい…。」

東洋新聞
学芸部

暢子「竹園さん これ 仕分け終わりました。」

竹園「暢子ちゃん 早くなったなあ。 助かるよ。」

野中「暢子ちゃん 例のスクラップだけど…。」

暢子「あっ 野中さんの机に 置いてありますよ。 新聞社の意見別に 分けておきました。」

野中「サンキュー!」

(電話の呼び鈴)

暢子「ほっ…。 はい 東洋新聞学芸部です。」

房子「田良島さん お願いします。」

暢子「恐れ入りますが 御社名とお名前を お伺いしてもよろしいですか?」

房子「フォンターナの大城です。」

暢子「アイエナ! 少々お待ちください。」

暢子「田良島さん?」

暢子「田良島さん! 4番 お電話です。

田良島「はい…。」

田良島「暢子ちゃん。 フォンターナに戻ってこいって。」

暢子「アキサミヨー。 やった~!」

竹園「やった やった!」

暢子「ありがとうございます!」

フォンターナ
ホール

暢子「じゃがいものニョッキです。」

淀川「上にかかっているのは パルメザンチーズ?」

暢子「パルミジャーノ・レッジャーノです。」

淀川「同じ粉チーズでも 何が違うのかね?」

暢子「パルミジャーノ・レッジャーノは 限られた土地で 古くからの製法を守って作られ 厳しい検査を合格したチーズだけ。 この料理に その豊かなうまみを生かすため 2年以上熟成させたものを 使っています。」

淀川「これからも 頑張りたまえ。」

暢子「ありがとうございます!」

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