連続テレビ小説「ちむどんどん」44話「てびち!てびち!てびち!!」

回想

和彦「もっと地味で 新鮮味はなくても 大切なことが きっとあるはずだよ。」

二ツ橋「フォンターナの味を 食べたいと思って 通ってくださってるんです。」

三郎「迷子になった時は 一回 入り口に戻る。 それが 人生の基本だ。」

賢三「いいか 足てびちを煮込む時は 焦らず じっくり 丁寧に。 基本の出汁は 当たり前で地味だけど それが 一番大事。」

暢子「うん。」

回想終了

和彦「おはよう。」

暢子「和彦君 ありがとう!」

和彦「えっ?」

暢子「こないだ言ってくれたこと すごいヒントになった! 今になって やっと気が付いた!」

和彦「うん…。」

暢子「一回 入り口に戻ってみる。」

和彦「入り口…?」

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