連続テレビ小説「ちむどんどん」46話「あの日、イカスミジューシー」

比嘉家

優子「実は 歌子に 大きな病院で検査を受けさせたくて。」

暢子「検査? 歌子 そんなに具合悪いの?」

優子「急に悪くなったわけじゃないけど 診療所の先生も ちゃんとした 設備のある病院で 診てもらった方がいいって。 東京の どこか いい病院 探してくれない?」

暢子「オーナーに聞いてみる。」

優子「もっと早く ちゃんとした検査を 受けさせてればよかったと 後悔しているさ。」

レストラン・フォンターナ
厨房

(電話の呼び鈴)

矢作「はい フォンターナです。 少々 お待ちください。 二ツ橋シェフ 大洗の二ツ橋さんからお電話です。」

二ツ橋「はい。」

暢子「ん? 大洗の二ツ橋?」

二ツ橋「もしもし。 えっ…。」

智「毎度! 暢子。」

暢子「シーッ。」

二ツ橋「分かった。 じゃあ 仕事中だから。」

ホール

二ツ橋「オーナー。 来月 ちょっと 親元に帰ってきたいので 1週間ほど お暇を 頂けないでしょうか。 もしかしたら そのまま 大洗に引き揚げることに…。」

房子「ここを辞めるってこと? いつ辞めてもいいわよ。 あなたの都合に合わせる。 決まったら 早めに知らせてね。」

二ツ橋「かしこまりました。」

房子「ちょっと 銀行まで。」

山辺「はい。」

(ドアの開閉音)

暢子「シェフ 何で急に? 辞めないでください。」

二ツ橋「暢子さん。 あなたは あなた自身のことを 頑張ってください。 新しい看板メニュー 簡単には オーケーしてもらえませんよ。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク