連続テレビ小説「ちむどんどん」52話「ポークとたまごと男と女」

暢子「そんな…。」

和彦「僕らと同じ思いの社員も多いはずなのに 上の顔色うかがって 誰も 力になってくれない。」

愛「田良島さんが 編集局長に 直接 話し合う機会を作ってくれたんだけど…。」

回想

和彦「広告は広告 記事は記事。 目先の広告料のために 自由に記事を書けなくなったら 新聞社として終わり。 あの広告を批判する記事も 載せるべきです。」

笹森「お前らと話すことはない。」

笹森「何だよ。」

田良島「笹森さん… 編集局長 それは横暴でしょう。 議論することをやめたら 新聞は…。」

笹森「放せ!」

和彦「何するんだ!」

笹森「お前 誰に向かって物言ってんだ こら。」

和彦「局長! 何するんですか! 放してください!」

(食器が落ちる音)

(悲鳴)

回想終了

暢子「そういうことだったわけね。」

愛「明日 編集局長に 一緒に おわびに行こう。」

和彦「おわび? 何で 俺が。」

愛「ジャーナリストである前に サラリーマン。 悔しいけどね。」

和彦「俺は サラリーマンである前に 一人の人間だ。」

(戸が開く音)

賢秀「おう! 労働者諸君! ん?」

暢子「ニーニー。」

賢秀「どうした? どいつもこいつも お通夜みたいな面してからに。 悩み事なら 話してみー。 沖縄の一番星が 全部 解決すんどー! ん? ハハッ。」

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