連続テレビ小説「エール」76話「不協和音」ネタバレ

居間

音「さようなら。 気を付けてね。」

弘哉「裕一さん。」

裕一「うん?」

弘哉「ちょっといいですか?」

裕一「うん。 どうしたの?」

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ハーモニカを修理する裕一

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裕一「はい。 できた。」

(ハーモニカの音)

裕一「うん。」

弘哉「ちゃんと鳴る! よかった。 ありがとうございます。」

裕一「いいえ。」

弘哉「僕 お礼に肩もみます。」

裕一「えっ? いいの? ありがとう。 じゃあ お願いします。」

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裕一「ああ… うまいね。 気持ちいい!」

弘哉「母ちゃんにも いつも褒められます。」

裕一「へえ~ お母さんの肩も もんであげてるんだ。」

弘哉「父ちゃん死んでから 母ちゃん 女手一つで僕を育ててくれたんです。 仕事も家のことも 一切 手を抜かず きっちりやって すごいんです。」

裕一「お母さん お仕事 何してるの?」

弘哉「銀行の事務員です。」

裕一「へえ~。 僕もね 昔は銀行にいたんだ。」

弘哉「えっ そうなんですか?」

裕一「うん…。 でもね どうしても 音楽 諦めきれなくてね…。 自分の道は自分で選ばなきゃと思ってね。」

弘哉「自分の道は自分で選ぶ…。」

裕一「うん。」

弘哉「裕一さん。」

裕一「うん?」

弘哉「今 楽しいですか?」

裕一「う~ん… 最近… 楽しいか楽しくないかっていうより う~ん… とにかく必死っていうのが 正直なところかな‘~。」

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玄関

音「また来週ね。」

裕一「気を付けて。」

弘哉「はい 失礼します。」

音「うん。」

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裕一「あれ? 大将?」

鉄男「よう。 ちと 話があんだ。」

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