糸子「どうぞ!」
坂本「おう 気ぃ利くなあ。」
<働くっちゅうんは なんて おもろい事なんでしょうか>
小原家
居間
糸子「ごちそうさんでした! お母ちゃん うちが皿洗うさかいな。」
千代「どないしたん?」
糸子「何が?」
千代「珍し事 言うよって。」
糸子「当たり前の事や。 うちは もう子供ちゃうしな。」
「ごちそうさまでした。」
台所
<うちが一個 働いたら 周りは一個 喜ぶ。 ほんで その度に うちは一個 大人になれるような 気ぃがします>
糸子「お母ちゃん おばあちゃん! 布団も うちが敷くさかい 休んどきな!」
<どないしよう? うち どんどん 大人になってるやん>
子供部屋
糸子「よっしゃ 明日も頑張ろ。 うちは もう ごっつい大人や!」