紺野家
恵理「はい おわりました。 このまま もまずに 3分ぐらい 押しておいて下さいね。」
(ノック)
真知子「どうぞ。」
渉「じゃ 出かけてくる。」
真知子「いってらっしゃい。」
恵理「いってらっしゃい。」
道中
奈々子「どうしたの?」
恵理「…ああ いえ。 ここの ご主人って 何されてる方なんですかね?」
奈々子「大学の先生だったかなあ… 経済学か 何かの…。 何で?」
恵理「あ… いえ…。 奥さん 今は 安定してるけど 慢性心不全だし 今の体の状態を 一緒に 見ていてもらったほうが いいと思うんですけど…。 ふだんは お二人なんだろうし…。」
奈々子「うん…。 看護を始めると 必ず 出かけちゃうのよね。 でも せんさくはしない。」
恵理「…はい。」
一風館
管理人室
島田✉『という訳で 街も食事も そして 演奏も何もかも すばらしい日々です。 足りないのは みづえさんだけだ。」
島田✉『ただ一つだけ 気になって しかたないんだが 恵理ちゃん達が来てから『一風館』で 何か面白い事が 起きてないだろうか…。 そこに いられないのが とても残念です。』