月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん2」5話「太陽(ていだ)のように」

紺野家

恵理「お邪魔しました!」

ちゅらさんの画像

道中

恵理「あらっ…。」

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一風館
サロン

みづえ「コーヒーを どう?」

恵理「あ… ありがとうございます。」

みづえ「今ね 自分で飲もうと思って ちょうど いれてたから…。」

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恵理「おいしい。」

みづえ「そ~う?」

恵理「あ… 管理人さん。」

みづえ「え?」

恵理「例えばですよ。 例えば…。 ちょっと 嫌な気持になるかも しれないですけど ごめんなさい。」

みづえ「あ 何?」

恵理「管理人さんが 病気で…。」

みづえ「うん。」

恵理「寝たきりまでは いかなてくも あまり 自由にうごけなくなって しまったと しますよね。」

みづえ「うん。」

恵理「そんな時 島田さんに どうしてほしいですか?」

みづえ「『どうしてほしい』って?」

恵理「はい。」

みづえ「う~ん それはね…。 やっぱり ずっと一緒に居てほしいと思うわ。」

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恵理「はい。」

みづえ「でもね… なんだか 見られたくないのよね 弱ってるところを…。」

恵理「え?」

みづえ「自分の弱ってるところを あんまり 見られたくはないわね。」

恵理「どうしてですか?」

みづえ「そりゃあね 夫婦なんだから 弱ってる ところでも 何でも 全部 さらけ出して それで いいじゃないかという気持も分かるわよ。 でもね 私なんかが受けてきた 教育の影響というのかしらね 弱ってるところを… やっぱり 男性には あんまり 見られたくななあ。 だって やっぱり 女でいたいもの…。」

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