月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん2」5話「太陽(ていだ)のように」

北栄総合病院
部長室

恵理「ダメですかねえ?」

奈々子「看護部長…。」

聡子「まぁ ご本人が『どうしても 行きたい』って 言うんならねえ そりゃ まぁ 間向きな証拠なんだろうし それを『ダメだ』って 言う訳にはねえ…。」

恵理「よかった!」

奈々子「うん。 うん…。」

聡子「それに『一風館』は この病院の 寮みたいな所でも ある訳だし…。

恵理「…ん?」

聡子「だって 看護師が3人と 医師が2人いるんでしょ。」

ちゅらさんの画像

恵理「あ そうか…。 そうですよね。」

奈々子「確かに これほど 安全なとこは ないかも…。」

聡子「で… いつなの?」

恵理「はい20日なんですけど…。」

聡子「あ~ ダメだわ その日。」

恵理「…え?」

奈々子「は?」

聡子「え?」

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廊下

恵理「あ…。 イエ~イ!」

祥子「イエ~イ!」

秀美「ちょっと ねえ! なんか 私には 引っ掛かるものは ない訳?! ない訳?! 素通り…?」

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紺野家

真知子「外は いいわねえ。」

恵理「はい。 はい。」

真知子「ありがとう。」

渉「あ… 私が やりますから。」

恵理「えっ?」

渉「いや 私が押します。」

恵理「お願いします。」

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一風館

遥「うわ~。 なんか とっても おいしそう。 すごいですよねえ。 本格的っていうか すご~い。」

みづえ「今日は お精進料理風にしたの。」

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静子「すばらしい 管理人さん。」

祥子「あっ…。」

真理亜「こらっ!」

祥子「ズル!」

遥「でも すごいなあ。」

容子「…ねぇ 時々あるからね。 その時 欠席すると 後悔するよ。」

遥「ですよねぇ。」

容子「恵理ちゃんが いるかぎり こういうふうに ハプニング的に 入ってくるから 注意注意。」

遥「はい。」

静子「私も ここに住もうかな…。」

遥「いえ 満員です。」

静子「もう… ズルイ。 ねえ?」

真理亜「クフ~…。」

柴田「出来ました! はい はい。 どうですか?! 力作です。 今回は 自身があります。 クッフフフ。 あれ…?」

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真理亜「あのさ… 子供の 誕生日会じゃないんだからさ。 相変わらず センスないねえ。」

柴田「そんなぁ…。」

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古波蔵家

恵文「…ん?」

恵尚「お~っ。」

誠「おやっ…。」

勝子「どうしたの?」

ハナ「何でぇ?」

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恵文「いや なんか 今 どこかでさ すごく楽しい事が 行われているような 気がするさ。」

恵尚「うん。 俺のも 楽しそうだ。」

誠「そして そこには 恵理が居る。」

ハナ「(ため息)」

勝子「ホントに そういう勘だけは あんた達は 働くんだからね。」

ハナ「だからよねぇ。」

恵文「なんでえ!」

島袋「おかわり 下さい! …ん? 何ねえ?」

一同「(ため息)」

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一風館
サロン

みづえ「ここで ゆっくり 休んで 待ちましょう。」

一同「は~い。」

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