そして
真知子「恵理ちゃん。」
恵理「はい。」
真知子「今日は ありがとう…。 楽しい。」
恵理「はい。」
真知子「ごめんんさしね。 私… あなたに謝らないと…。」
恵理「何をですか?」
真知子「私…『担当を替えてほしい』なんて 言って 嫌な思いしたでしょう?」
恵理「あぁ いいんです。 全然…。」
真知子「なぜ そんな事 言ったかと いうとね…。 あのね…。」
恵理「本当に いいたくなかったら いいんです。」
真知子「ううん。 …私 あなたの事 好きになりそうだったから。」
恵理「…え?」
真知子「この年で 病気で 新しく 人を好きなるの ちょっと 怖かったの。 だって あなたは 訪問看護師さんで お仕事な訳だから いつ 替わって しまうか 分からないでしょう?]
真知子「それなのに 好きになって あなたが来るのを すごく 楽しみにしてたら… つらいもの。 切ないもの。 そういうの 怖かったの。 もう この年で 新しく 人を好きなるの 怖かったの。 ごめんなさいね。」
みづえ「分かりますよ。」
真知子「ありがとうございます。」
みづえ「でも… 人を好きなるって事は すてきな事ですよ。」
真知子「はい。」
文也「恵理…。」
恵理「ありがとうございます。」
和也「おいしいさ これ。」
真知子「でしょう? やっぱり アイスは バニラだよね。」
渉「あ… それは もういいよ。」
容子「あ… ちょっと それ 何ですか?! ねえ 聞かせてもらわないと ちょっとねえ…。」
すてきな夜でした。 恵理にとって 本当に 幸せな夜でした。 よかったねえ 恵理…
紺野家
恵理「かゆいところは ないですか?」
真知子「うん… 大丈夫。 気持いい。」
真知子「お陰さまで さっぱりしたわ。 ちょっと 鏡を見るわね。」
恵理「どうですか?」
真知子「恵理ちゃん 上手よね。」
恵理「ありがとうございます。」
渉「あ… 失礼。」
恵理「え?」
真知子「ウッフフフ…。 遠慮してるんだわ あの人…。」
恵理「そうですか。」
一風館
恵理「ただいま!」
柴田達「お帰りなさい!」
(電話の呼び鈴)
恵理「はい もしもし。 …あ 私です。 …えっ? …すぐ 行きます!」
容子「恵理ちゃん!」
道中
恵理「イヤだ…。 そんなの イヤだよ…」
ちゅらさん2 6話へ