土曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん4」最終話「ゆんたく三姉妹」

一風館

恵理「わっ! 早いね 相変わらず ちょっと代わるね」

容子「もしもし 容子です はい はい あの… 実はですね あの あの…」

ちゅらさんの画像

古波蔵家

勝子「え~っ!」

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北栄総合病院
廊下

秀美「あら」

恵理「どうも お久しぶりです」

秀美「久しぶりね~」

恵理「相変わらず お弁当大きいですか?」

秀美「お弁当 大きいわよ …って 私の印象って それだけ?」

恵理「えっ?」

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秀美「いや いいんだけどね いいんだけども…」

恵理「あっ すみません 私 訪問看護科に じゃ 失礼します」

秀美「あっさりしてるわね 結構 頑張ってるんだけどな あの頃より」

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聡子「うん?」

秀美「どうも~」

聡子「どうも」

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秀美「何なのよ この扱いは! 今に見てらっしゃい! …って 誰に向かって 言ってるんだ? 私…」

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訪問看護科

恵理「ああ! これは 床擦れ予防になりますね」

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奈々子「うん エアマットも ここまで来たかって感じでしょう?」

恵理「はい」

奈々子「あと これ これ 心電計」

恵理「えっ? ちっちゃい」

奈々子「これなら簡単なスクリーニングが 在宅でも できるでしょう?」

恵理「なるほど」

聡子「やっぱり いた 何か そんな気がしたのよね」

恵理「どうも ごぶさたしてます」

聡子「うん 元気にやってる? やってるわね その顔はね」

恵理「お陰さまで」

奈々子「元気すぎて 困ります」

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恵理「すみません でも 技術の進歩はすごいんですね」

聡子「そうね」

奈々子「でも 使うのは人間だし 気持ちだよ 大事なのは」

恵理「はい」

聡子「あなたたち 現場の声が 技術の進歩させるよ あなたたちが『こういう機械があったら もっといい看護ができるのに』って そう思うことが 第一歩なの 分かるかな?」

恵理・奈々子「なるほど」

聡子「で… 何? 今度は 何があったの? ねえ ねえ 何? 何?」

恵理「いや 嫌 何もないですよ」

聡子「何もないの~? 何だ もう! 楽しみにしてたのに~」

恵理「えっ? すみません」

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